平成19年度中間検討会 


平成19年度中間検討会が10月12−13日に岡山大学グループがホストとなり、資源生物科学研究所を会場として開催されました。参集範囲はプロジェクト参画4グループの代表者、分担者、参加者(プロジェクト雇用のポスドク含む)および生研センター本プロジェクト担当の渡邊リーダーで、参加者は16名でした(他に、運営お手伝いをくださった学生、支援職員がおります)。本会議では新規参加メンバー(2年次から雇用のポスドクなど)の顔合わせがあり、プロジェクト進捗状況についての課題ごとの報告(現状と今後の予定)および検討がおこなわれ、最後に資源生物科学研究所の研究現場を視察しました。


  プログラムは以下のとおりでした。       

10月12日 (金)
15:30 開会あいさつ メンバー自己紹介 プロジェクト概要説明
15:35 岡山大学グループ報告・検討
16:20 名古屋大学グループ報告・検討
17:05 休憩
17:15 秋田県立大学グループ報告・検討
17:45 東北農業研究センターグループ報告・検討
18:20 講評、打ち合わせ、事務報告
18:30 終了/資源生物科学研究所大麦系統保存施設見学
19:15 懇親会
10月13日 (土)
9:00 研究所内見学

 

  
名古屋グループでのアサガオやトマト、ナシのアクアポリンの解析や形質転換の研究が、アクアポリン研究の実用化にむけて進められていました。イネやオオムギのアクアポリンについても、中間目標(来年)の達成にむけて発現プロファイル、機能プロファイルが着実に完成にむかっていることが確認できました。

お互いの研究の最新動向を聞き、有益な情報を相互交換して、参加者一同、大いに刺激を受けた今回の検討会でした。本プロジェクトのさらなる推進が大いに期待されます。

(且原 記)