アフリカツメガエル卵母細胞による遺伝子発現系
直径約1mmの卵母細胞に,cDNAを鋳型に人工合成したcRNAを顕微注入する(A).細胞内ではRNAからタンパクが合成される.膜タンパクは原形質膜にソーティングされる(B).卵母細胞の培養液(約200mosm)を低張液に代えると,水が流入して細胞が膨潤する(C).細胞の表面積と体積変化から計算される水透過性が上昇していれば,導入した遺伝子が水輸送活性をもつアクアポリンをコードしていたと結論される.