「第7回植物生体膜シンポジウム:生体膜研究の新世紀」
植物生体膜シンポジウムは、植物生体膜談話会が主催して原則として隔年で日本植物生理学会年会のサテライトとして開催され、第7回目を迎える今回は、2004年度東京大会の前日に東京大学農学部で開催することになりました。
日時: 3月26日(金) 9:00-17:20 (8:30:受付開始)
会場: 東京大学農学部1号館2階8番教室
・地下鉄南北線東大前駅下車徒歩1分
・地下鉄千代田線根津駅下車徒歩8分
・地下鉄丸ノ内線、大江戸線本郷三丁目駅下車徒歩15分
周辺地図
プログラム:
9:00 はじめに 田澤仁(東京大・理 名誉教授)
セッションI 膜輸送系:ポンプ、トランスポーターの新展開
− 故笠毛邦弘教授を偲んで
ディスカッションリーダー:松本英明(岡山大)、藤原徹(東京大)、且原真木(岡山大)
9:10 特別講演:気孔開口における細胞膜H+-ATPaseの役割とその活性化の機構
島崎研一郎(九州大・理)
9:50 糸状体ラン藻が有する多種重金属イオン耐性に関わる新規のCPx-ATPase
劉トン(テキサスA & M大)、中島進、柴坂三根夫、且原真木、笠毛邦弘(岡山大・資生研)
10:10 液泡型H+-ATPaseの活性調節とその仕組み
中西洋一、前島正義、久堀徹(名古屋大・農、東工大・資源研、科技団・ERATO・ATPシステム)
10:30 休憩
10:40 カサノリのNa+/K+-ATPaseホモログについて
池田己喜子、松下博昭、馬見公子、庄野真理子1、原諭吉2 (岡山県立大・保福、1独法 国際農林水産業研究センター沖縄支所、2東京医歯大院 保健衛生学研究科)
11:00 植物における硫酸イオン輸送システムの制御
高橋秀樹(理研・PSC)
11:20 ホウ素輸送体BOR1の同定と制御
高野順平、藤原徹(東京大・農、生物生産工学研究センター)
11:40 コムギのアルミニウム耐性遺伝子:細胞膜局在リンゴ酸トランスポーター
佐々木孝行、山本洋子、且原真木、Peter R. Ryan1、Emmanuel Delhaize1、山口峰生、松本英明(岡山大・資生研、1CSIRO)
12:00 昼食
セッションII 膜輸送の分子生理学の新展開
ディスカッションリーダー:新免輝男(姫路工業大)
13:10 植物二次代謝産物の膜輸送とABCトランスポータ
矢崎一史(京都大・木質研)
13:30 リン酸をめぐる植物の生理:輸送と代謝
三村徹郎(奈良女子大・理)
13:50 植物細胞におけるエンドソームの分化と動態
上田貴志、中野明彦(理研・中央研)
セッションIII カルシウムシグナリングの新展開
− 故武藤尚志教授を偲んで
ディスカッションリーダー:島崎研一郎(九州大)、三村徹郎(奈良女子大)、朽津和幸(東京理科大)
14:10 植物のカルシウムシグナリング−CDPKとストレス応答性プロテインキナーゼを中心に-
湯浅高志(東大院・総合文化)、武藤尚志(名古屋大)
14:30 植物のカルシウムシグナリング−カルシウムモニタリングとカルシウムチャネルを中心に-
古市卓也(名古屋大・医)、武藤尚志(名古屋大)
14:50 細胞死制御因子とカルシウム制御
井原由理、川合真紀、内宮博文(東京大・分生研)
15:10 休憩
15:30 シャジクモにおけるカルシウムシグナリング
菊山宗弘(新潟大・理)
15:50 シロイヌナズナ葉の青色光による細胞内カルシウム動員機構
原田明子、酒井達也、岡田清孝(理研・PSC)
16:10 Plasma membrane Ca2+ permeable channels in ABA-signaling in stomatal guard cells
森泉(カリフォルニア大・サンディエゴ校)
16:30 植物のストレス応答における膜電位依存性カルシウムチャネルの生理機能
朽津和幸(東京理科大・理工/ゲノムセンター)
16:50 伸展活性化Ca2+チャネルの新展開
飯田秀利(東京学芸大・教/JST・CREST)
17:10 カルシウムイオンによるアクチン-ミオシン系細胞骨格の分子レベルにおける調節機構
横田悦雄、新免輝男(姫路工業大・理)
18:00-20:00 懇親会 ホテル機山館(シンポジウム会場から徒歩10分、地下鉄丸の内線、大江戸線本郷三丁目駅下車2分)
実行委員会:田澤仁(東京大名誉教授)、松本英明(岡山大)、西澤直子(東京大)、藤原徹(東京大)、朽津和幸(東京理科大)、且原真木(岡山大)
問い合わせ先: 〒710-0046 岡山県倉敷市中央2丁目20-1
岡山大学資源生物科学研究所 且原真木(かつはら まき)
電話 086-434-1221 FAX 086-434-1249
E-mail kmaki@rib.okayama-u.ac.jp
または
〒278-8510 千葉県野田市山崎2641
東京理科大学理工学部応用生物科学科 朽津和幸 (くちつ かずゆき)
電話 04-7122-9404 FAX 04-7123-9767
E-mail kuchitsu@rs.noda.tus.ac.jp
シンポジウム・懇親会参加申し込み先:hn@rib.okayama-u.ac.jp
(第7回生体膜シンポジウム事務局)
参加費は一般1,000円(講演要旨集代込)、学生は無料(講演要旨集は500円で別売)です。追加の講演要旨集は一部500円で購入できます。懇親会費は一般7,000円、学生3,000円です。いずれも当日会場にてお支払い下さい。参加御希望の方は3月19日(金)までに、表題を「第7回生体膜シンポジウム参加申し込み」として、本文に必要事項(氏名、所属、懇親会参加の有無、学生の場合は講演要旨集購入希望の有無も)を御記入の上、電子メールでhn@rib.okayama-u.ac.jp宛にお申し込みください。当日参加も歓迎しますが、できるだけ事前にお申し込み下さい。シンポジウムの会場は、年会会場と離れていますのでご注意ください。