ICP-質量分析装置


機種: Agilent7500cx (Agilent Technologies社製)

 特徴
ICP-質量分析装置(ICP-MS)は高感度かつハイスループットで多元素を定量、定性分析する装置で、周期表上のほとんどの元素をppmからppt まで9桁のレンジで同時に測定でき、また、質量分析であるため、同位体比の測定も可能です。ICP-MSでは液体のサンプルをアルゴンのキャリアガス中で エアロゾル化し、プラズマ中に導入して単原子イオン化して質量分析にかけます。従来のICP-MSでは測定対象の元素によってはプラズマ中で生成される多 原子イオンによるバックグラウンドが問題となっていましたが、本装置ではヘリウムガスを使用したコリジョンモードとオクタポールリアクションシステムに よって多原子イオンの干渉をほとんど意識することなく正確な定量を行うことができます。
なお本装置の共同利用にあたっては、所内の教員および共同研究者のみ利用できます。学内の方はご相談に応じます。原則として、5%以下の希硝酸に溶解した前処理済みのサンプルをお預かりし、担当技術職員が測定を行います。