『宇宙を旅した大麦』の収穫体験イベントと

『中西圭三さん』東日本大震災チャリティーライブのご報告

2011年5月28日(土)にサッポロビール群馬工場で「宇宙を旅した大麦」の収穫体験と「中西圭三さん」東日本大震災チャリティーLIVEを開催しました。当日は群馬県が梅雨入りとなるなど朝から小雨模様でしたが、イベント中は雨が上がり予定通りに進めることができました。イベントには東日本大震災で被災し太田市に避難されている方、木崎小学校や日本宇宙少年団館林分団の子供と保護者の方など総勢100人超の参加者がありました。

まず「宇宙授業」では宇宙開発や宇宙生活における植物の重要性や「宇宙大麦」研究についてお話しました。 次に、昨年11月に種まきして稔った宇宙大麦の「ひひひ孫種」を、同工場に隣接するバイオ研究開発部の試験圃場で収穫しました。収穫後は「ひひ孫種」でつくった宇宙麦茶で乾杯。 最後に、中西圭三さんと鈴木英俊さんによる「ぼよよん共和国Project」東日本大震災チャリティーライブがありました。中西圭三さんは予定を大幅に超えるたくさんの曲を熱唱してくれました。また、ギタリストである鈴木英俊さんのプレイも圧巻で、参加者の半数以上が子供であっても妥協のない本当に迫力あるライブでした。

イベント終了後、多くの方から東日本大震災の被災地や被災された方への義援金が寄せられました。義援金は日本赤十字社を通じて全額寄付させていただきました。

本イベント開催にあたり、中西圭三さん、鈴木英俊さん、(有)TAOミュージック蒲原聡さん、サッポロビール(株)群馬工場ならびに本社の皆さんに多大なご支援を頂きました。ここに感謝申し上げます。

 

イベントに関する報道:

  • 平成23年5月26日 産経新聞
  • 平成23年5月27日 日刊工業新聞
  • 平成23年5月31日 KSB瀬戸内海放送スーパーJチャンネル
  • 平成23年6月 2日 上毛新聞

 

    
サッポロビール群馬工場           宇宙授業   
   
宇宙大麦の収穫         収穫した宇宙大麦 
   
宇宙麦茶で乾杯!         ぼよよん共和国Projectライブ
   
とどけ!みんなの想い         記念品の手作りマグネット

『宇宙を旅した大麦』の収穫体験イベントと

『中西圭三さん』東日本大震災チャリティーライブ開催について

岡山大学資源植物科学研究所の杉本学は、宇宙科学研究を利用した社会貢献の一環として、2008年より宇宙を旅した大麦の種まき・収穫体験を、サッポロビール(株)の協力のもと群馬県太田市にある同社群馬工場で行っています。群馬県太田市は東北大震災により住居が確保できない被災者や原子力発電避難対象区域の方に市営住宅を提供している事から、今回の収穫イベントに避難している親子を招待することになりました。そこで、歌の力で被災地へエールを送ろうと取り組む中西圭三さんに【東日本大震災チャリティーライブ『ぼよよん共和国Project』〜中西圭三チャリティーLIVE】の開催をお願いしたところ賛同して頂き、このたび開催が実現することになりました。

日時
平成223年5月28日(土) 13時00分〜15時00分
場所
サッポロビール群馬工場(群馬県太田市新田木崎町37-1)
予定
13時00分〜13時30分 宇宙授業「宇宙で育て!植物たち」
13時30分〜14時30分 「宇宙を旅した大麦」の収穫体験
14時30分〜15時00分 中西圭三さんチャリティーLIVE
参加者
木崎小学校児童と保護者、平成23年3月11日に発生した東日本大震災により住居が確保できない方及び原子力発電避難対象区域の方で、太田市が提供する市営住宅等にお住まいの親子
その他
収穫イベント、チャリティーライブは無料ですが、募金へのご協力をお願いしています。 募金は後日、日本赤十字を通して全額寄付させて頂きます。
主催:岡山大学資源植物科学研究所 杉本 学
協力:サッポロビール株式会社

・宇宙を旅した大麦の種まき・収穫体験イベントについて

岡山大学資源植物科学研究所の杉本学はロシア科学アカデミー生物医学研究所Vladimir Sychev博士と、ロシア宇宙科学プログラム及び両研究所協力協定のもと、国際宇宙ステーションを利用した共同研究「宇宙環境における植物の適応能力とライフサイクルに関する研究」を行っています。
 一方、宇宙は子供たちにとって非常に魅力的であり好奇心をかきたてるため、宇宙実験を利用した理科教育は子供たちの科学や宇宙への関心を導くのに有効であると考えます。そこで、2008年より宇宙大麦の栽培・収穫を子供たちと一緒に行うと同時に宇宙研究の話をする体験イベントを行い、子供たちの科学教育促進、夢や未来を感じる機会となるように努めています。

・【東日本大震災チャリティーライブ『ぼよよん共和国Project』〜中西圭三チャリティーLIVE】について

中西圭三さんが2011年3月25日のデビュー20周年を機にギタリスト鈴木英俊さんと共に立ち上げたチャリティー企画。東北大震災で多くの人が被災する中、子供達の笑顔、家族の笑顔を少しでも創出できるように明日を描く力の一助になればと、


『どんな大変な事が起きたって、君の足のその下には とてもとても丈夫な バネがつい てるんだぜ・・・知ってた?』


この歌詞のメッセージを込め【ぼよよん共和国Project】と題し始動したものです。

ぼよよん共和国Project
リンク先
http://www.facebook.com/boyoyon
http://www.twitlonger.com/show/9hajda

・中西圭三さんについて

1991年デビュー。岡山市南区(旧・岡山県児島郡灘崎町)出身。シンガーソングライター、作曲家。『Woman』『Choo Choo TRAIN』『Timing』『まんまるスマイル』『ぼよよん行進曲』などのヒット曲や提供曲があります。社会貢献活動として、児童虐待の啓蒙運動である「オレンジリボン運動」や様々な福祉施設に対するチャリティー活動へ参加。地元「岡山国際音楽祭」のプロデュースなど地域だけでなく国境やさまざまな境遇を超えた音楽でのコミュニケーションを目指して精力的に活動を続けています。