宇宙ステーション内で、宇宙飛行士は地球から運ばれた宇宙食(保存食)を食べています。将来、宇宙ステーションの中で植物を栽培し、長期間滞在する宇宙飛行士に必要な食料を生産することが考えられています。宇宙で植物を栽培するための条件を調べているため、宇宙ステーションと地球上で植物の比較栽培が行われています。
 この実験のための植物栽培装置をMicroLADAと言います。この実験に世界中の学生たちに参加してもらい、科学への興味を高めるとともに、国際交流を深めようというプログラムが進められています。
 このプログラムの日本側コーディネーターを岡山大学資源生物科学研究所の杉本先生が務めています。杉本先生のご指導のもと、倉敷南高校も国内の高等学校では唯一参加することとなりました。日本の他、ロシア、米国の参加国の中高生が参加します。
 実験は宇宙ステーションと同時に、中高生が地球上で同じ条件でエンドウを栽培し、生育を観察します。そして、お互いにに観察データや意見を交換しあうことで、宇宙科学への関心を高め、交流を深めようというものです。

国際宇宙教育とは