Reseach / Group of Nuclear Genomics

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概要
 真核生物細胞内にある「細胞核」が私たちの研究対象です。細胞核は、真核生物の最も重要な細胞内器官であり、複雑な構造と様々な機能をもっています。例えば、間期の細胞核では、遺伝物質であるDNAに書き込まれた遺伝情報が正しく発現、機能するように調節されています。一方、細胞分裂時には、細胞核は遺伝情報をコードするDNA分子を姉妹細胞に等しく分配する(遺伝させる)ために「染色体」と呼ばれる構造を形成します。
 染色体が1888年に発見されてから、120年以上が経ちますが、この染色体の構造や機能についてはまだまだ分かっていないことが数多くあります。私たちの研究室では、植物を材料に、染色体の「遺伝」機能に関わる領域(染色体機能要素)を研究しています。

染色体機能要素には、
1、DNAを複製するための「複製起点」
2、複製したDNAを分配するための「動原体(セントロメア)」
3、直鎖状の染色体の末端を保護するための「テロメア」
が含まれます。

 それらの中でも、現在の私たちの主な研究対象は「動原体」です。基礎研究として、「様々な植物の動原体がどの様な要素を含み、どの様な構造をとっているのか?」について研究しています。それと同時に、応用研究として、先述の染色体機能要素のみをもつ「人工染色体」を作出して「染色体ベクター」として用いるための研究も進めています。
 また、メインのテーマではありませんが、私たちの研究手法が利用できることから、間期核内で遺伝子発現をコントロールする後生的な修飾(エピジェネティクス)についても様々な共同研究として、研究を進めています。

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