過去の貴重書展示2011~2012

【2012年春】

第6回貴重書展「おいしいしょくぶつ」(2012.3.1-2012.5.12)

※展示は終了しました。

おいしい1 おいしい2 おいしい3 おいしい4

古来より、「植物」は人間にとって最も身近な「食べ物」でした。
野菜や果物はもちろん、ご飯やパンなどの主食からコーヒー・紅茶、お酒などの嗜好品に至るまで、私たちは植物をそのままで、或いは様々に加工して日々口に しています。もちろん、私たちは肉や魚も食べますが、それらの生き物を養うのも元をたどれば植物です。大昔に人間の歴史がスタートして以来ずっと、私たち の生命を保つための食物の基礎は植物であり、その栽培=農耕の開始は人間の文明への第一歩でもありました。
今から一万年ほど前、農耕が始まるのと同時に、植物の品種改良も少しずつ始まりました。より栽培効率が良く人間にとって「おいしい」植物を探求し、そうし て得られた新しい植物は、大切に守られて陸を伝い海を渡って地球上の各地に広がりました。小さな島国である日本にも、古来、中国大陸から、はたまた東南ア ジアから、様々な植物が伝えられ栽培されてきました。
今回の展示では、江戸時代から明治期にかけての書物に登場する「食べる」植物について、その栽培の歴史や食べ方をご紹介します。

●展示予定資料
『本草図譜』『農業全書』『成形図説』『有用植物図説』等

●番外編「おいしいおかず ~江戸時代の献立いろいろ~」…『広益秘事大全』『甘藷百珍』等

*貴重書展チラシ   PDFファイル

*展示資料目録   PDFファイル

*再現献立のレシピ   PDFファイル
『広益秘事大全』(三松館主人著 嘉永4)の献立案と、『甘藷百珍』(珍古楼主人編 寛政1)から一部の料理を再現し、作成したレシピです。

展示の様子1 展示の様子2 展示の様子3 展示の様子4

【2011年夏】

第5回企画展「咲き誇る花々(貴重書で見る東西の植物画 一・二年草編)」
(2011.7.19-2011.9.30)
※夏季休業日(8月12・15・16日)は休館

※展示は終了しました。

一年草1 一年草2 一年草3 一年草4

パンジー、マリーゴールド、ペチュニア、朝顔、ヒマワリ、コスモス…。
庭や街路沿いのプランターなどで色鮮やかな花を咲かせ、私たちの目を楽しませてくれる、おなじみの花々です。これらは1・2年草と呼ばれる植物で、タネか ら芽吹いて花を咲かせ、またタネを残して枯死するというサイクルを1~2年という短い期間で繰り返します。
樹木や多年草と違い、1・2年草にとっては、タネを残す事が子孫を残すための唯一の手段です。確実に多くのタネを残すため、たくさんの花を出来るだけ長く咲かせるように進化しました。
こうした性質を利用して数々の園芸品種が生まれ、一方そのライフサイクルの短さなどが研究にも適しているという事から、自然科学の分野でも大いに注目されています。
今回の展示では、東西の植物画の中から、色とりどりの園芸種の花々や身近な雑草など、短い一生の中で懸命に花を咲かせる1・2年草をご紹介します。

※1・2年草、多年草の区別はその土地の気候条件によって異なります。

●展示予定資料
『本草図譜』『朝顔画報』『Curtis’s botanical magazine(カーティス・ボタニカルマガジン:イギリス)』『Phytanthoza-Iconographia(花譜:ドイツ)』等

●番外編「園芸熱~植物の栽培~」…『草木育種』『The cottage gardener(イギリス)』等

*貴重書展チラシ   PDFファイル

*展示資料目録   PDFファイル

*メモ用紙   PDFファイル  *一筆箋   PDFファイル
研究所内で撮影した一・二年草の写真をあしらったメモ用紙と一筆箋です。印刷し切り離してお使いください。

展示の様子1 展示の様子2 展示の様子3 展示の様子4

【2011年春】

第4回企画展「四季の花木(貴重書で見る東西の植物画 第二弾)」
(2011.3.1-2011.5.14)

※展示は終了しました。

花木1 花木2 花木3 花木4

「花木(かぼく)」。美しい花を咲かせる木々をこう呼びます。
あまり馴染みのない言葉に思えますが、実は私たちの周囲には花木があふれています。
梅や桜、紫陽花、金木犀に椿…。名前を聞いただけで、その花の咲く季節を思い浮かべるのではないでしょうか?花屋の店頭に1年中いつでも色鮮やかな花々が 咲き乱れている現代では、そこから季節を感じる事は難しいですが、戸外で花開く木々は季節を偽る事がありません。
日本に暮らす私たちにとって、花木は四季を彩る重要なアイテムなのです。
こうした日本の花木は江戸時代以降西洋にももたらされ、人気を博しました。
今回の展示では、西洋や日本の植物画の中から、そういった季節感あふれる木々を四季を追ってご紹介します。

●展示予定資料
『本草図譜』『質問本草』『怡顔斎櫻品』『Curtis’s botanical magazine(カーティス・ボタニカルマガジン:イギリス)』『L’illustration horticole(挿画入り園芸雑誌:ベルギー)』『Atlas der officinellen Pflanzen(薬用植物図譜:ドイツ)』等

●番外編「東西の庭園」…『餘景作り庭の図』『Revue horticole(園芸雑誌:フランス)』等より

※一部展示替えがあります

*貴重書展チラシ   PDFファイル

*展示資料目録   PDFファイル

*メモ用紙   PDFファイル  *一筆箋   PDFファイル
研究所内で撮影した花木をあしらったメモ用紙と一筆箋です。印刷し切り離してお使いください。

展示の様子1 展示の様子2 展示の様子3 展示の様子4