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葉緑体の分化とストレス応答・抗酸化作用の新たなしくみを明らかにしました

[著者] Miura E., Kato, Y., and Sakamoto, W.

[タイトル] Comparative transcriptome analysis of green/white variegated sectors in Arabidopsis yellow variegated2: responses to oxidative and other stresses in white sectors.

[掲載誌]  J. Exp. Bot., (2010) 61: 2433-2445.

[共同利用機器] リアルタイムPCR, RI施設


[内容紹介] 葉緑体は光合成を行う植物のみにある細胞内器官ですが、それ自身がいろんな形や働きをするために「プラスチド」と呼ばれます。光合成をする葉緑体以外にも、デンプンを貯め込む「アミロプラスト」やカロテノイドなどの色素を貯め込む「カロテノイド」などに変化します。観葉植物などに見られる葉の斑入り組織には、何らかの理由で葉緑体に分化できなくなった「異常なプラスチド」が蓄積してしまいます。今回、モデル植物を用いて斑入り組織を解析したところ、プラスチド分化の異常により、植物が様々なストレス応答反応を示していることが明らかになりました。プラスチド分化の異常は酸化ストレスや鉄や銅への応答を強く引き起こします。葉緑体分化を制御することで、植物のストレス耐性を改変したり、植物に新たな抗酸化作用を付与した機能性植物の創出などが期待されます。この論文は、掲載雑誌5月号の表紙を飾りました。


<参考>「植物の生長とプラスチド分化のサイクル」に関する概略図

 

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 光環境適応研究グループ 
 植物の生長を支える葉緑体と光合成・植物オルガネラ研究のパイオニアを目指して 光環境適応研究グループ 教授 坂本先生

 


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