コース・講師の紹介

高校生向けSummer Science School SSS2021

植物をとりまくウイルス・微生物や昆虫類:表の顔と裏の顔を調べてみよう!

【講  義】

「ミクロの世界へようこそ、ウイルス学入門」と題して、ウイルス学・環境生物学の重要性や魅力を紹介します。

ウイルスと生きる:生きとし生けるもの(細胞性生物)全てにウイルスは見つかる。しかし、私達の身近に存在するこのウイルスについては、知らないことが多い。私の講義では、まず「どのようなウイルスが周りに存在しているか?」、「人間社会との接点は?」、「それらウイルスの役割は?」について解説する。その後に、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の特徴(わかって来たこと、未だわからないこと)を紹介します。 

       

担当:植物・微生物相互作用グループ鈴木信弘 教授

 


高校生向けSummer Science School SSS2021の実験コース

【実験・実習】

植物研の研究者が、みなさんのために4コースを用意しました。説明を読んで、エントリーするコースを決めてください。実験コース(各3名の予定)を希望する順番で選んで下さい(最大4コース)。希望に沿って割り振りますが、人気コースは抽選となります。(実験担当者の研究内容を詳しく知りたくなったら、所属研究室・チーム名をクリックして下さい)

 

Aコース:ウイルスだって役に立つ!

ウイルスには病気を引き起こす悪玉だけでなく、役に立つ善玉も知られています。作物(植物)の病原菌(悪玉カビ)を病気にしてしまう善玉ウイルスについて調べてみませんか?

 

                              

担当:植物・微生物相互作用グループ(近藤秀樹 准教授)


BコースMethylobacterium はメタノールがお好き?

メタノールを食べる菌を使って、メタノールを検知して寄ってくる様子を観察します。

 

担当:植物環境微生物学グループ植物/共生微生物チーム (谷 明生 准教授)


Cコース:赤潮の原因となる植物プランクトンとは

『赤潮』瀬戸内海周辺に住む人々にとって、馴染み深い言葉だと思います。海が赤く見える『赤潮』の正体は、植物プランクトンです。葉緑体(植物プランクトンの葉緑体は褐色をしています)を持つ植物プランクトンが海水中で密集するために、海水が褐色に着色して見えるのです。では、どうして植物プランクトンが増殖し、密集するのでしょうか?

万葉集にも歌が残るほど古くから知られてきた『赤潮』ですが、細胞生物学の目でみると、まだまだ分からないことがたくさんあります。

今回は、特に、赤潮の原因となる藻類と海水に生息する細菌の間の共生関係に着目した研究についてご紹介したいと思います。

          

担当:植物環境微生物学グループ 植物プランクトンチーム(植木尚子准教授)


Dコース:植物やムシの蛋白質をみてみよう!

私たち人間を含め、生物は数万種類のタンパク質から構成されています。タンパク質は皮膚や髪などを形作るのみらならず生体恒常性維持をつかさどるとても重要な分子です。私たち研究者はいろいろな方法でタンパク質を可視化し、機能解析をしています。この実習では、電気泳動法とタンパク質染色という方法で、植物や昆虫から抽出したタンパク質を可視化します。この実験をとおして、植物の器官が違うと存在するタンパク質も違うのか?害虫が植物を食べたらタンパク質が消化されるのか?といったことを観察してみたいと思います。

 

            

担当:植物・昆虫間相互作用グループ(新屋友規 准教授)植物・微生物相互作用グループ(兵頭 究 准教授)


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