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マイコレオウイルス属を紹介しました

[著者] Suzuki, N., and Kanematsu, S.

[タイトル] The genus Mycoreovirus

[掲載誌] In The Springer Index of Viruses, 2nd Edition C. Tidona, C. Buchen-Osmond, G. Darai (eds.) Springer, Heidelberg, Germany. • ISBN13:978-0-387-95918-4

[共同研究] 果樹研、兼松博士

[内容紹介]  レオウイルス科は、ゲノムとして分節2本鎖RNAセグメント(9-12本)持つ一群のウイルス構成員からなります。最も大きい科の一つで、哺乳類をはじめ とする脊椎動物、無脊椎動物、植物、カビに感染するメンバーが含まれます。科に共通の他の特徴として、粒子が多重殻構造をもつ球形の形態をとり、内殻には mRNA合成に必要な酵素がすべて内包されています。しかし、対応する遺伝子間の配列、外殻の構造、宿主との相互作用はウイルス属間で大きく異なります。 本稿では、レオウイルス科の1属 マイコレオウイルス属を紹介しました。本属は3種のメンバー(マイイオレオウイルス1、2、3)を持ちます。すべて植物 病原子のう菌から見つかっています。これらのウイルスのゲノムセグメントの機能についての現在まで得られている知見を概説しました(文責:鈴木)。

 

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