MALDI-TOF試料分析依頼
MALDI-TOF質量分析装置での試料の分析依頼の方法および注意点は以下のとおりです。
MALDI-TOF-MS解析をする方は以下の要領で相談および試料の準備をしてください。
 
【分析依頼・サポートについて】
MALDI-TOF-MSを使用される方は、担当技術職員(加藤・柏原)にご連絡ください。「機器の使用上の注意」を説明します。「使用上の注意」を受けずに使用することはしないでください。(機械は高価ですし、壊さなくとも間違った設定をするとメーカーのサポートを受けなければ測定ができない状態になります。)定期的に使用法のトレーニングを行う予定ですのでご利用ください。トレーニングの日時については問い合わせ下さい。
     「分析依頼」を受けるだけでなく「分析サポート」も適宜行いますので、お問い合わせください。
MSでは解析の目的と解析の方法が多様です。DNAシーケンシングの様に均質の試料ではなく、解析ごとに試料の調製等が異なります。そこで、それぞれの解析の目的および方法に応じて相談して分析を進めますので、いきなり試料を提出するのではなく、まず分析の問い合わせをしてください。
現時点では、ポリアクリルアミド電気泳動後ゲル内消化したタンパク質(ペプチド)試料の質量解析を主に受託します。
核酸試料その他化学物質の分析については相談に応じます。
 
【依頼分析の流れ】
試料の作成から解析まで全ての過程について技術職員に一任することは負担が大きすぎるためできません。原則的に試料調製は各自で行っていただきます。担当技術職員はペプチダーゼ処理したタンパク質試料の試料台(ターゲット)へのアプリケーション、スペクトル測定、データの解析を行います。試料が多い場合には測定を各自にまかせ,技術職員が分析サポートをすることになるでしょう。試料の調製法についても相談・指導します。
【分析サポート】
試料調製と機器の操作法を適宜、個別に説明します。
良好なスペクトルが得られない場合の相談に応じます。
【受付】
「試料の受付」および「分析サポート」の窓口(担当技術職員)
柏原(核機能分子解析)   3号館3階 内線1208 kasihara@rib.okayama-u.ac.jp
 
 暫定的に運用していきますので、断りなく変更がある場合もあると思われますが、ご容赦ください。
以上■
 
MALDI-TOF protocol MALDI-TOF予約表