凡例

  1. 分類・配列
    • 分類はNDC7版によった。内容に応じて大、中、小の分類に展開した。
    • 排列は、分類項目ごとに書名のABC順とし、同一書名の場合は著者のABC順、次に出版年の順に排列した。
  2. 目録の記載
    1. 形式
      • 書名、請求記号、巻数、著者、刊行(刊本・写本の別、作成年次、蔵版者、出版者、出版地)、サイズ(大きさ、冊数)、付記
    2. 書名
      • 原則として内題を採用した。ただし、内題を欠く場合、もしくは内題によるよりも外題・題簽による方が表題として適切な場合は、外題・題簽を書名に定めた。
      • 書名に用いた内題と、外題・題簽とが違う場合は、外題・題簽を〔外〕として付記欄に示した。
      • 外題・題簽を書名に採用した場合、内題が違っていれば〔内〕として付記欄に示した。
      • 書名を全く欠く場合は内容にふさわしい仮題を与え、〔〕で括って区別した。
      • 書名とは別に別題が見られる場合は〔別〕として付記欄に示した。
      • 合綴本の書名は〔合〕として付記欄に示した。付録のそれは〔附〕として同様に記した。
    3. 巻数・冊数
      • 巻数は原則として全体巻数と巻数構成を記した。
      • 欠巻のある場合はサイズ欄に現存する冊数を示し、さらに(欠○巻○冊)、あるいは(存○巻○冊)を並記した。
      • 欠巻の多い零本は、欠巻の表示をせず、書名に続いて残存の間を示した。
    4. 著者
      • 著者名は、原則として原資料の記載に従った。名前の記載がない場合でも、著者が判明しているものはそれを記した。
      • 著者が複数の場合は一人を示して「等」を付した。
      • 著者に準ずる人には、原本の記載に従って、撰・校正・輯・編・約・画・書などを付記した
    5. 刊行(刊本・写本の別、作成年次、蔵版者、出版者、出版地)
      • 写本は〔写〕と記し、原則として筆写年次と筆者した人を記した。不明の場合は省略した。
      • 刊本は〔刊〕と記し、刊行年次と蔵版者 出版者を記した。
      • 刊行成立年次の不明なものは、序・跋の記載によって、付記欄に〔序〕〔跋〕としてその年次を記した。
      • 蔵版者は「蔵」を付記した。
      • 出版者が複数の場合は原則として最後に表示されているほうを採った。
    6. サイズ
      • 和装本:和、洋装本:洋、折本:折、和装本の横本:和横、仮綴:仮、仮綴の横本:仮横、畳物:畳
      • 一枚物:サイズ(タテ×ヨコ)を表記 タテ25㎝以上:大、タテ20㎝:中、タテ18㎝以下:小
  3. 目録の記載(洋書)
    • 英米目録規則によった。