大麦・野生植物資源研究センター
当センターは遺伝資源の機能開発と有効利用によって21世紀の地球環境問題,食料・資源問題に対処するために設置された。現在、当センターは、それぞれ複数の研究グループから成る2つのユニットで構成されている。遺伝資源ユニットはバイオサイエンスの研究材料として、また、将来における植物育種の遺伝資源として重要なオオムギおよび野生植物を収集・保存し、それらの遺伝的特性の評価、情報管理、機能開発等を行う。ゲノム育種ユニットは、植物遺伝資源を育種に利用するためのリソースおよび技術の開発を行う。当センターでは国際的に評価の高いこれらの植物リソースならびに有用植物の創出技術を活用して国内外との共同研究を推進する。