Q1 研究内容を教えて下さい。
植物が、栄養環境の変動にどのように対応しているのかを研究しています。特に、肥料の主成分である窒素栄養に着目し、植物が自分の栄養状態をどのように感知し、どのように応答するのかを、情報伝達物質、遺伝子、タンパク質などの働きに注目して、分子のレベルで理解することを目指しています。
Q2 その研究のどんなところに惹かれていますか?
このように植物は、根と葉の間で栄養情報をやりとりして、葉や根の成長を柔軟に調節し、全体として最適な状態を保とうとしています。一見単純に見える植物の応答の裏に、実は非常に緻密な仕組みが隠れているところが面白いと思います。
Q3 その研究によって、最終的に何が分かる、あるいは何ができるようになるとハッピーなんですか?
まずは、植物が栄養環境に応答する仕組みを知りたい、そして誰も知らない新しい仕組みを発見したい、という純粋な興味があります。その理解が将来的には、少ない肥料でもよく育つ作物づくりなどにつながれば、さらに面白いと思っています。
Q4 大学院に進むことを決めた理由は?
大学4年生の時に研究室に配属され、卒論研究を行いました。その中で、新しいことを発見する楽しさに気づき、それをさらに追求したいと思ったことが、大学院に進むことを決めた理由です。
Q5 研究者になったきっかけは?
はっきりとしたきっかけがあったわけではありません。大学院に進んだ時と同じように、研究の楽しさを追求しているうちに、気がつけば研究者になっていました。
Q6 何かご趣味はおありですか?
Q7 倉敷に住んでみて、どんなところが好きですか?
2025年4月から倉敷に住んでいます。その前に住んでいたのが横浜と名古屋でしたので、引っ越してくる前は少し不安もありました。ですが、実際に住んでみると、倉敷は、田舎の落ち着きと都会の便利さがほどよく合わさった、暮らしやすいところだと感じています。
Q8 植物研は、どんなところですか?
倉敷と同じように、小さすぎず、大きすぎず、ちょうどよいサイズ感の研究所です。特に、全員の顔と名前が一致するところが良いと思います。大学院生にとっては、先生方や職員の方々が、親戚のおじさんやおばさん(お兄さん、お姉さん)のように身近に感じられる雰囲気があるのではないでしょうか。
Q9 では、最後に、新・大学院生へのメッセージをお願いします!
一緒に新しい発見をしましょう。どんなに小さなことでも、自分が世界で初めて何かを見つけるというのは、とても楽しいことです。その面白さをぜひ一緒に味わってほしいと思います。