卒業生からのメッセージ


一人の研究者として「第一線の研究」に関わることができました 

 
2015年度博士前期課程修了 
現 永谷園 品質管理部 勤務
 

卒業生からのメッセージ

 
一人の研究者として「第一線の研究」に関わることができました 

 
 
 
2015年度博士前期課程修了 
現 永谷園 勤務
 

Q: 植物研を選んだきっかけは何ですか?
A: 大学の学部時代の指導教員が植物研の出身で、本気で研究をしたいのならぜひと紹介してもらったのがきっかけです。学部時代に2回ほど植物研を訪問し実験をする機会があったのですが、研究室の方々が真剣に研究に取り組んでいる姿を実際に自分の目で見て、自分も本気で研究をしたいなと思い進学を決めました。
 
Q: 植物研を選んでよかったなと思ったことは何ですか?
A: 一人の研究者として、第一線の研究に関わることができたことです。小さい研究所なので、先輩や先生方との距離が近いのもよかったです。
 
Q: 今、会社でどんなことをされていますか?また植物研で学んだことが今の仕事にどう生かされていますか?
A:  品質管理業務を担当しています。主な業務は、新商品を開発するにあたり、安全上問題がないように、また工場で問題なく量産できるように関連部署と協力しながら取り組んでいます。また、工場の巡回や監査、新規生産ラインの立ち上げなどの業務もあり、若手でも責任の伴う業務に携わることができています。
 私は今現在、研究を行っているわけではありませんが、大学院生の時に植物研で学んだ、実験の進め方、物事のとらえ方、段取り、科学的ものの見方などは現在の社会人生活で大いに役立っていると思います。また、植物研でいろんな国出身の留学生と交流し言葉や文化的な違いを乗り越えたコミュニケーションを楽しむことができたことも、私の自信につながっています。
 
Q:  植物研への進学を考えている方へメッセージをお願いします。
A:  植物研は研究所なので、一般的な大学院とは少し異なる環境ではありますが、その分世界に通用する第線の環境下で研究に向き合えることが最大の魅力だと思っています。研究者を目指す方はもちろん、就職される方双方にとって、世界の第線に触れるという経験は、きっと今後の人生において糧となるはずです。
 

※掲載内容は取材当時のものです。