卒業生からのメッセージ
農産物が安定して生産できるよう日々取り組んでいます
2022年度博士前期課程修了
現 岡山県農業研究所 病虫研究室 勤務
卒業生からのメッセー
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農産物が安定して生産できるよう日々取り組んでいます
Q: 研究所を選んだきっかけは何ですか?
A: 大学では植物と病気の関係に関する研究にハマっており、将来これでご飯を食べていきたい!と思い、当時できたてほやほやで植物と病原菌の相互作用に関する研究をしていた河野先生にコンタクトを取ったのがきっかけです。先生のとてもウェルカムでエネルギッシュな雰囲気、研究環境の充実度に惹かれたのと、研究室の立ち上げに関われれば、将来、自分が研究室を持つときに役立つと思い進学を決めました。
Q: 植物研を選んでよかったなと思ったことは何ですか?
A: 普段よくかかわる学生達が、それぞれの国のトップレベルで選抜されてきた留学生で、積極的に実験やプライベートで交流して、お互いに切磋琢磨して成長出来たところです。研究室(グループ)が所属しているユニットではユニットセミナーが定期的に開催され、論文紹介や研究経過の報告などで意見交換が活発に行われ、自身の研究に活かせるアイデアを貰えます。
Q: 今、会社でどんなことをされていますか?また植物研で学んだことが今の仕事にどう生かされていますか?
A: 修士課程で卒業し、現在は岡山県職員として病害虫の研究業務に関わっています。県特産のモモで被害をもたらすカイガラムシという果樹害虫の防除方法を現地で試したり、各産地を車で駆け巡りながら果樹や水稲の県内での発生状況を把握したり、県内の農産物が安定して生産できるよう、日々の業務に取り組んでいます。
研究所ではとにかく物事を論理的にフラットに捉えること、私は人との交流が苦手ですが、なるべく交流(発表)していろんなアドバイスを貰う(返す)ことが重要だと学びました。病害虫の発生要因は非常に複雑な要因(環境や生態的、人為的なものも)が絡み合って発生の程度が変わってきます。発生状況の情報を作成するときにはなるべく数字に基づいた情報になるように心がけています。また、分からないことがあるときは素直に質問したりしていると、向こうもこちらの得意分野のときは質問してくれるので、関係性が出来てきて、仕事がやりやすくなりました。
Q: 植物研への進学を考えている方へメッセージをお願いします。
A: 今振り返ってみて、私は“植物研”という貴重な環境を経験出来てよかったなと思っています。学生が非常に少ないので、まるで一人前の研究者のようにいろんな大事な仕事を任せてくれて、様々な国からのとてもエネルギッシュな留学生との交流ができて、第一線で活躍する教員と優秀な技術員から研究の考え方や実験法に至るまで手厚い指導が受けられて、お腹いっぱいな大学院生活でした。私は進学しなかったですが、私の同期にも後輩にも博士課程に進学した方が大勢います。植物研は、将来、就職するにしても研究者になるとしても、どんな場所でも活躍できる力がつくいい環境だと思います。一度、体験入学などで飛び込んでみるのもいいですよ!研究所のすぐ近くの美観地区も息抜きにはおすすめです(笑)。