卒業生からのメッセージ
世界を視野に入れた育種にアメリカで取り組んでいます!

2015年度博士前期課程修了
現 タキイ種苗(アメリカンタキイ出向)勤務
卒業生からのメッセージ
世界を視野に入れた育種にアメリカで取り組んでいます!

Q: 植物研を選んだきっかけは何ですか?
A: 大学院への進学を検討する際、より本格的に研究に没頭できる環境として紹介していただいたことが研究所を選んだきっかけです。博士前期課程からということもあり、賑やかさは欠けるかもしれませんが、たくさんの先生方とともに“研究者”としての生活を送りたいと思い決断しました。
Q: 植物研を選んでよかったなと思ったことは何ですか?
A: 専門の異なる様々な研究者に囲まれた環境で、多岐にわたる情報や多くの刺激を受けながら研究テーマに向き合えたことです。また、規模感がよくアットホームな雰囲気を併せ持つことも充実した研究生活を送れた一因かと思います。
Q: 今、会社でどんなことをされていますか?また植物研で学んだことが今の仕事にどう生かされていますか?
A: 入社以来タマネギの育種を担当しています。2022年度からはアメリカへ赴任し、世界を視野に入れた育成に携わっています。タマネギは世界中で食されるため市場も大きく担当する範囲も広いため、責任感をもって仕事に取り組んでいます。
研究室で学んだことは現在の仕事に直結しておりますし、大学院在籍中にお世話になった方と仕事で接する機会もあります。特に、目的に対するアプローチの仕方(設計)をじっくり検討する姿勢は、いま最も生かされている部分であると感じています。基盤となる設計を組みながらも、感覚的にやってみることも多々ありますが、、、
Q: 植物研への進学を考えている方へメッセージをお願いします。
A: オープンキャンパスのような見学のタイミングがあると思いますので、ぜひ参加してみてください。就職も同じかと思いますが、当事者として見てみないとやってみないとわからないことは多いはずです。自分に合う環境なのかを肌で感じてみてください。
たくさんのプロフェッショナルに囲まれた環境で、幅広い視野をもって取り組むことは、きっと将来的にもよい経験になると思います。「植物」から人々を笑顔にしましょう!