

■植物/病原糸状菌/ウイルス
クリ/クリ胴枯病菌(子のう菌)/マイコウイルス、果樹/紋羽病菌/マイコウイルスの系を使い、ヴァイロコントロール(ウイルスを用いた植物病原糸状菌の防除)の実用化、ウイルス病徴発現・複製機構の細胞レベル、分子レベルでの解明を目指しています。
■植物病原糸状菌に感染するウイルスについて、その複製、病徴発現、伝搬機構を解明し、マイコウイルスの生物防除因子としての増強・利用を図る。
主な研究成果(2013〜)
キラーウイルスの仲間に感染性有り: J Virol 87:6727-6738, 2013→プレスリリース
目立たないウイルスの複製・病原性を抑制するウイルス/宿主因子 J Virol 87, 2330-2341, 2013
菌類に感染するマイナス鎖RNAウイルスを発見しましたVirology 435, 201-209, 2013

図:紋羽病菌の有望なヴァイロコントロール因子:メガビルナウイルスのゲノム構造

図:紋羽病菌の新規ウイルスを含む分子系統樹(一部):紋羽病菌からユニークなウイルスが複数見出されている

図:トティウイルス科に属すRnVV1(ビクトリウイルス)を用い、宿主域を実験的にはじめて拡大

図:植物病原糸状菌類にユニークなマイナス鎖RNAウイルス(モノネガウイルス)が存在することをはじめて発見
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