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岡山大学資源植物科学研究所

 

高校生向け
Summer Science School (SSS) 2023
 
2023年8月1日、君の科学が芽生える

岡山大学
資源植物科学研究所

 

高校生向け
Summer Science School (SSS) 2023
 
2023年8月1日、
君の科学が芽生える

 

 

開催案内

 【概要】
 高校生向けSummer Science School (SSS) 2023
 日時: 2023年8月1日 (火)  9:30-17:00
 場所: 岡山大学資源植物科学研究所
            倉敷キャンパス   
 対象: 高校生(学年不問)
 定員: 24名(応募多数の場合は抽選)
 参加費: 無料
 募集期間:7/1(土) 〜7/5(水)

過去のSSSの様子

 
 

プログラム

会場:岡山大学・資源植物科学研究所・
   倉敷キャンパス*
 
  9:10〜             受       付
  9:30-10:00   ガイダンス
  10:00-12:00  実          験
  12:00-13:00  昼   休   憩**
  13:00-16:00  実          験   
  16:00-16:30  研究所見学
  16:30-17:00  未来博士号授与式
 
**昼食・お茶は各自ご持参ください。
休憩時間に実験を担当する教員や大学院生に「科学」や「科学者」についていろいろ聞いてみましょう! 

会場は倉敷駅南口より倉敷市芸文館方向(南)へ徒歩で約15分、あるいはタクシーまたはバスで約5分です。芸文館の西側(道向かい)に「 岡山大学・資源植物科学研究所(植物研)・倉敷キャンパス」があります。正門の前にシンボルツリーの「大きなソテツ」(推定樹齢350年以上!)が生えているのが「植物研」です。なお、自転車で御来所の際は、指定の場所に駐輪してください。
 
植物研本館と大ソテツ

 
 

申し込み方法
(事前に必ずご確認ください)

・この下にある申し込みフォームからお申し込みください。
・フォームから登録後、自動返信メールが送信されますのでご確認下さい。
・募集期間は7月1日から7月5日です。
・実験コースは(以下のコース説明を参考にして)希望する順番にできるだけ多くのコースを選んで下さい。
・希望に沿って割り振りますが、申し込み人数がコース定員(3名)を超過した場合は抽選となります(コース希望に添えない場合もあります)。
・最終的な参加の可否およびコース確定のご案内は締め切り後にメールにて差し上げます。
・本プログラムへの参加申し込みにあたり、必ず保護者の同意を得て下さい。
 
 
【その他】こちらもご確認下さい。
・提供頂いた個人情報は、本プログラムの目的以外では使用しません。
・当日の様子(写真)は研究所ウェブページで掲載される場合があります。

 

申し込みフォーム

お申し込みはこちらから→ 申し込みフォーム
募集期間 7月1日~7月5日

 
 

コース紹介

植物研の研究者が、みなさんのためにAコースからHコースまで計8コースを用意しました。説明を読んで、エントリーするコースを選んでください。
(グループ名をクリックすると各グループのページから研究内容の詳細がご覧いただけます)

Aコース:光合成の仕組みを学ぼう

 
光合成は、光のエネルギーを利用して二酸化炭素から有機化合物を合成する植物で最も重要な反応です。本コースでは、植物から葉緑体を取り出して、葉緑体に含まれるタンパク質を電気泳動法という方法で分離します。光合成に関するタンパク質を一緒に見つけ出しましょう。

 

 
小澤 真一郎/ 桶川 友季/ 松島 良

   

Bコース:植物の栄養の摂り方

 
イネの健全な生育に欠かせないケイ素の吸収について水耕栽培実験を行ったり、ケイ素の吸収を担う輸送体タンパク質を共焦点レーザー顕微鏡を用いて観察したりします。

 

 

 

担当: 植物ストレス学グループ 山地 直樹 / 三谷 奈見季

Cコース:植物ホルモンを測る

 
単細胞生物でも多細胞生物でも生き物はすべて周囲の細胞とコミュニケーションをとりながら生存しています。このため、細胞間コミュニケーションを解明することは生物を理解するための根幹を成していると考えられ、現在非常にホットなトピックとなっています。植物ではこのミクロの連携(コミュニケーション)は小さな化学物質(植物ホルモン)を介して行われています。生物学者たちはこの小さな化学物質が体の中のどこに・どれだけあるのかを調べる必要があります。このコースではいま注目されている質量分析装置を活用して植物ホルモンの一種であるジャスモン酸の測定にチャレンジします。

 

 
 

 

担当: 環境応答機構研究グループ  森 泉/ 松浦 恭和

Dコース:ウイルスだって役に立つ!

 
ウイルスには病気を引き起こす悪玉だけでなく、役に立つ善玉も知られています。作物(植物)の悪玉ウイルスや、病原菌(悪玉カビ)を病気にしてしまう善玉ウイルスについて調べてみませんか?

 

 

 
担当: 植物微生物相互作用グループ 近藤 秀樹/ 兵頭 究 

Eコース:植物も病気にかかる?
~植物の免疫反応を見てみよう~

 
私達と同じように、植物も沢山の病気にかかります。その病気から身を守るために植物が持っている免疫力の一つ(活性酸素)を、イネの培養細胞を使って測定します。

 

 

 

担当: 植物免疫デザイングループ 深田 史美

Fコース:Methylobacteriumはメタノールがお好き?

 
メタノールを食べる菌を使って、メタノールを検知して 寄ってくる様子を観察します。

 

 

 
担当: 植物環境微生物学グループ 谷 明生 

Gコース:”麦”って何?
~コムギ vs.オオムギ 徹底比較~

 
”麦”ってどんな植物か知っていますか?本コースでは、身近な”麦”の代表格コムギとオオムギの違いを細かく比較、観察して形態的な違いを学びます。さらに、幼穂(開花前の小さな穂)を顕微鏡で観察し、穂の発生過程や形態的な違いが創り出される瞬間を観察します。

 

 

 
担当: ゲノム多様性グループ 最相 大輔/ 久野 裕 

Hコース:ここまで見える!植物の細胞分裂

 
本プログラムでは、植物の細胞分裂に係わる細胞内構造を抗体と蛍光色素によって可視化して蛍光顕微鏡で観察します。この観察では、生物の実験で皆さんが観察したことのある染色体に加えて、高校生物の教科書中では模式図でしか示されていない細胞内構造(微小管および動原体)も明確に観察することができます。観察結果をもとに植物の細胞分裂について考えてみましょう。

 

 

 

担当: 統合ゲノム育種グループ 長岐 清孝
 
 

問い合わせ先

岡山大学資源植物科学研究所
SSS2023 担当
〒710-0046 倉敷市中央2-20-1
代表電話:086-424-1661
 
以下のお問い合わせフォームもご活用下さい。
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