植物ストレス学グループ│岡山大学資源植物科学研究所

English page

研究内容

研究概要

詳しい研究概要はこちらをダウンロードしてください。(PDF形式)

研究の詳細

当研究室は、植物のミネラルストレス耐性機構とミネラル輸送機構の解明を目指して研究を行っております。これまでに、酸性土壌での主な生育阻害因子であるアルミニウム毒性については、アルミニウム耐性遺伝子をイネやオオムギから多数同定しました。またこれらの遺伝子の発現制御機構も解明しました。必須及び有用ミネラルについては、鉄や亜鉛、銅、マンガン、ケイ素などの吸収、転流と分配に関与する輸送体遺伝子を多数同定しました。さらに有害ミネラル(ヒ素やカドミウム)の集積に関与する遺伝子やカドミウム超集積に関与する遺伝子も多数同定しました。これらの研究を通じて安全な作物を安定的に生産するために貢献していきたいと考えています。