2021年12月 イネのファイトアレキシン産生におけるジャスモン酸前駆体の役割を解析した成果がPlant Mol Biolに受理されました。

病虫害抵抗性に関与する防御関連二次代謝物のひとつであるフェノールアミドの産生制御機構を解析しました。キチン処理時のイネ培養細胞において、ジャスモン酸よりも、その前駆体であるOPDAが重要な役割を果たすことが明らかになりました。本研究の成果はPlant Molecular Biology誌(特集号:Molecular Biology of Chemical Defenses)に受理されました。本研究は帝京大学 山根教授、内田教授、宮本講師、東京大学 岡田准教授らとの共同研究により実施されました。

Shinya et al. Plant Mol Biol. in press