100周年記念関連事業:大原孫三郎レリーフと、小山楽山記念碑の除幕式が行われました。

当研究所の創立者である、大原孫三郎氏のレリーフの除幕式が、当研究所設立100周年記念事業の一環として、2016年2月4日に行われました。このレリーフは、皆様からいただいた100周年記念事業への寄付金の一部により、彫刻家三木勝氏に依頼して設立100周年という重要な節目を後世に残すために、制作依頼されたものです。このレリーフは、大原氏が、当初の前身である「大原農業研究所」と設立した年齢である34歳の頃の写真をモデルとしています。完成したレリーフは、大原氏が当所を設立した目的である『最先端の科学研究による農民の生活向上』という大原氏の理想を末長く象徴するものとして、昨年落成した植物科学研究棟正面玄関横に設置されました。

Relief MO

レリーフ除幕式に続いて、除幕式参列者に小山楽山(益太)翁石碑が紹介されました。小山益太氏は、園芸部の指導者として研究所創設時(1914年)、大原孫三郎氏によって招かれました。小山氏は、日本の桃の源となっている「白桃」を育成した大久保重五郎氏の師にあたります。本研究所にて、小山氏は名田山(現在の向山)に果樹園を作り、果樹栽培の技術指導を行い、果樹王国・岡山の土台を築きました。小山氏は1924年に果樹園内で逝去しましたが、その功績を記念して、1936年に果樹園内に石碑が建てられました。その後の宅地造成に伴い果樹園が閉鎖されたことから、当所の100周年に伴い、この石碑は、小山氏の最後の職場であった当所敷地内に移設されました。この石碑は、果樹園のあった、現在の向山に向かって配置され、岡山県と日本の農業への重要な貢献を記念するものとして永く残されることとなりました。

Obelisk RK