シロイヌナズナトランスポゾン関連ドメインをもつ新規遺伝子サイレンシング因子の同定

[著者] Ikeda Y., Pélissier T., Bourguet P., Becker C., Pouch-Pélissier MN., Pogorelcnik R., Weingartner M., Weigel D., Deragon JM. and Mathieu O.

[論文タイトル] Arabidopsis proteins with a transposon-related domain act in gene silencing

[掲載論文] Nature Communications, 2017 May 3;8:15122.
https://www.nature.com/articles/ncomms15122

[内容紹介] 遺伝子サイレンシングはDNAメチル化などのエピジェネティックな機構によって遺伝子やトランスポゾンの発現を抑制する現象である。我々は、シロイヌナズナを用いて、新たに、トランスポゾン関連ドメイン(PMD)を持つMAIL1及びMAINが遺伝子サイレンシングに関与することを明らかにした。さらに、これらの因子はDNAメチル化や小分子RNAとは独立の経路でクロマチンの凝縮に関与すること、PMDドメインは植物進化の過程でトランスポゾンに取り込まれてゲノム上に広がった痕跡がみられることが明らかになった。(文責 環境応答機構研究グループ・池田 陽子)

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