日本におけるアフリカを対象とした生物学研究の展開について

[著者] 足達太郎・山極寿一・山根裕美・坂本亘・山科千里・山越言

[論文タイトル] 生物学とアフリカの未来

[掲載論文] アフリカ研究 85: 33-50

[共同研究] 所内および農学部との共同研究
日本学術振興会拠点形成事業(アジア・アフリカ型)による国際共同研究

[内容紹介] アフリカを対象とする研究者が集う日本アフリカ学会学術大会では、「アフリカ生物学フォーラム」を企画し、アフリカをフィールドとして学術調査を行う様々な分野の生物学者が研究を紹介しています。アフリカを対象とした異なる分野の研究者の発表を通して、アフリカ研究の問題点と意義などを議論しています。2014年度は「生物学とアフリカの未来」と題して動物保全、植物生理、生態の各分野から研究紹介が行われ、本稿ではその内容について演者とディスカッサントが報告をまとめています。この中で「アフリカ起源の雑穀ソルガム(モロコシ)と環境ストレス耐性」と題して、植物研で進められているソルガムを用いたストレス耐性の研究が紹介されました。ソルガム(モロコシ)は、アフリカ由来の雑穀として食用だけでなく祭事などにも欠かせない作物で、アフリカ研究者になじみ深く、在来種における多様性も大きいことから遺伝資源としての有用性も今後高まりそうです。

(文 責:坂本 亘)

お問い合わせ先:国際的新展開グループ 坂本 亘