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大麦のカドミウム抑制 

岡山大資源植物科学研究所の馬建鋒教授(植物栄養学)らのグループは、人体に有毒なカドミウムが種子に蓄積しにくい大麦を作り出す技術を確立した。土壌から取り込んでしまうカドミウムを根にとどめる能力を人工交配によって持たせる技術。より安全な品種の開発につながるという。馬教授らは2010年、カドミウムの蓄積を抑える米の遺伝子を発見しており、大麦の研究にも応用した。今回の研究成果は科学誌ネイチャー・フード電子版に掲載された。

(12/9山陽26第2全県)

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