新着情報

高校生向けSummer Science School (SSS) 2025開催のお知らせ

【日時】 2025年８月１日（金）9:30-17:00

【場所】 岡山大学資源植物科学研究所（倉敷キャンパス）

【対象】 高校生（学年不問)

【定員】27名（定員を超過した場合は抽選）

【参加費】: 無料

*詳細はSSS2025特設ページ及びポスターを御覧ください。

【申し込み方法:オンライン】
リンクフォームから申し込んでください

【募集期間】 6月30日（月）～7月4日（金）17：00まで
定員２７名（定員を超過した場合は抽選）

（注）
• 実験コースは希望する順番で、第3希望まで選んで下さい。
• 希望に沿って割り振りますが、申し込み人数がコース定員(3名）を超過した場合は抽選となります(コース希望に添えない場合もあります)。
• 参加の可否およびコースの確定は締め切り後メールでご案内差し上げます。
• 参加申し込みにあたり、必ず保護者の同意を得て下さい。
• 提供頂いた個人情報は、本プログラムの目的以外では使用しません。

【プログラム】
日時:８月１日（金）9:30-17:00
場所:岡山大学資源植物科学研究所・
倉敷キャンパス*
9:10～ 受付
9:30-10:00 ガイダンス
10:00-12:00 実験
12:00-13:00 昼休憩**
13:00-16:00 実験
16:00-16:30 研究所見学
16:30-17:00 未来博士号授与式
*会場は倉敷駅南口より徒歩で約15分、あるいは
バスまたはタクシーで約５分です。
**昼食:お弁当やお茶は各自でご準備ください。

【コース紹介】※各コースの詳細や講師情報はウエブサイトでご覧頂けます。
Aコース. 光合成の仕組みを学ぼう
光合成は、光のエネルギーを利用して二酸化炭素から有機化合物を合成する植物で最も重要な反応です。
Aコースでは、植物から葉緑体を取り出して、葉緑体に含まれるタンパク質を電気泳動法という方法で
分離します。光合成に関するタンパク質を一緒に見つけ出しましょう。

Bコース. 植物の栄養の摂り方
イネの健全な生育に欠かせないケイ素の吸収について水耕栽培実験を行ったり、ケイ素の吸収を担う
輸送体タンパク質を共焦点レーザー顕微鏡を用いて観察したりします。

Cコース. 植物ホルモンを測る
最新の生物学では質量分析計を利用した微量生体物質の精密分析が花盛りです。
Cコースでは質量分析計で植物ホルモンの定量分析をします。

Dコース. ウイルスだって役に立つ!
ウイルスには病気を引き起こす悪玉だけでなく、役に立つ善玉も知られています。作物（植物）の
悪玉ウイルスや、病原菌（悪玉カビ）を病気にしてしまう善玉ウイルスについて調べてみませんか?

Eコース. 植物も病気にかかる?～植物の免疫反応を見てみよう
～私達と同じように、植物も沢山の病気にかかります。その病気から身を守るために植物が持っている
免疫力の一つ（活性酸素）を、イネの培養細胞を使って測定します。

Fコース. Methylobacterium はメタノールがお好き?
メタノールを食べる細菌が、メタノールを検知して寄ってくる様子を顕微鏡で観察し、
その原理を学びます。

Gコース. ”麦”って何?～コムギvs.オオムギ徹底比較～
”麦”ってどんな植物か知っていますか?Gコースでは、身近な”麦”の代表格コムギとオオムギの違いを細か
く比較、観察して形態的な違いを学びます。さらに、幼穂（開花前の小さな穂）を顕微鏡で観察し、穂の
発生過程や形態的な違いが創り出される瞬間を観察します。

Hコース. ここまで見える! 植物の細胞分裂
植物の細胞分裂に関わる細胞内構造を異なった色に染め分けて蛍光顕微鏡で観察します。
教科書では見えない動原体や紡錘糸をみてみましょう!

Iコース. 遺伝子を切り貼り操作しよう
遺伝情報はDNA塩基の並び方にあります。
塩基の並びを切断したり繋ぎ換える遺伝子操作を体験してみましょう。