新着情報

ケイ酸輸送体Lsi1の極性局在機構の解明

[著者] Konishi, N., Mitani-Ueno, N., Yamaji, N., & Ma, J. F.

[タイトル] Polar localization of a rice silicon transporter requires isoleucine at both C-and N-termini as well as positively charged residues

[掲載誌] The Plant Cell, 35(6), 2232-2250 (2023)

[内容紹介] イネのケイ酸吸収に欠かせない輸送体Lsi1は根の外皮と内皮細胞の遠心側に偏在する。本研究ではこの極性局在に必要なアミノ酸残基を同定した。種々の欠失や部分置換を加えた変異型Lsi1をlsi1変異体に導入し、得られた形質転換イネを用いた局在解析から、N末端の18番とC末端の285番のイソロイシン残基とC末端の正電荷を持つアミノ酸のクラスターがLsi1の偏在に必要であることを突き止めた。また極性を持たないLsi1を導入したイネはケイ酸吸収能が大きく低下したことから、Lsi1の極性局在が効率的なケイ酸吸収に必要であることを証明した。さらにリン酸化やリジン残基の修飾はLsi1の極性局在に関与しないことを示した。 (植物ストレス学グループ・馬 建鋒)。

関連リンク 植物ストレス学グループ

Back to Top