研究概要
当グループでは、環境ストレス下にある植物の成長制御機構について、細胞、組織、器官、個体レベルで理解することを目的にしています。中でも、環境ストレスとして酸性土壌を取り上げ、酸性土壌において根の生育を阻害するアルミニウム
(Al)
イオンに着目し、細胞伸長阻害や細胞死の誘発機構さらに
Al
耐性機構について解析しています。さらに、植物体全体でどのように
Al
に応答しているかは、ほとんど明らかになっていないため、根での
Al
ストレスが地上部の光合成に与える影響についての解析も進めており、ストレス環境での成長制御機構を植物体全体で理解したいと考えています。
一方、根からの有機酸の放出は、
Al
を無毒化します。そこで、私たちはコムギから「
Al
によって活性化されるリンゴ酸トランスポーター(輸送体)」の遺伝子を単離し、
Al
耐性であり酸性土壌耐性の遺伝子であることを証明しました。現在、このトランスポーターがどのように機能するか?発現がどのように調節されるかについて解析を進めています。
次に、研究の背景とこれまでの研究の内容を紹介します。
酸性土壌におけるアルミニウムの毒性について説明しています
アルミニウム耐性遺伝子であるALMT1について、紹介します
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アルミニウム障害のメカニズムについて紹介します